SDGsの取り組み
幼保連携型認定こども園 おのすみれは企業活動を通じたSDGs達成への貢献をめざしています。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
主な取り組み
伝えようSDGs
私たちも子ども達も地域社会のかけがえのない一員です。認定こども園としてできることに取り組むと同時に、こども達に公共性や社会性が芽生え、みんなが豊かで暮らしやすい持続可能な社会に向けて行動できるよう日々の教育保育の中で伝えてゆきます。
園で子ども達と花を育て地域の公共機関や企業さんにプレゼントしました。地域で働く人を知り、感謝の気持ちを持つことはパートナーシップの素地となることでしょう。
畑での野菜栽培を通して自然からの恵みに気づき、その豊かさを守る気持ちや食べ物を大切にする心を育んでいます。
いつもは捨ててしまう空き箱類を集めて自由に製作。工夫すれば楽しいおもちゃに変身します。使う責任の一環として、まだ使える廃材の再利用を取り入れています。
『SDGs ぶんこ(文庫)』
子ども達にSDGsについて伝えるために『SDGsぶんこ(文庫)』を立ち上げました。絵本は子ども達にとって、とても身近な媒体です。分類できた書籍の数はまだ少しですが、職員間で「これは開発目標〇番の考えが伝えられるね」と気づき、SDGsのステッカーを貼って文庫に分類する活動をしています。
それぞれの開発目標が子ども達の考えに根付き、今後の行動に繋がるきっかけになればと考えています。
エプロンリメイクから
使わなくなったエプロンをリメイクし、園で使う別のものに生まれ変わらせました。「先生たちのエプロンで作ったよ」と子ども達に伝えると、子ども達は興味津々!使える部分を再利用し、ものを大切に使うことを私たちが実践しながら伝えています。SDGs文庫の看板も子ども達とエプロン生地をリメイクして作りました。
STEM教育
STEM(ステム)教育とは、科学、数学分野に重点を置いた教育の総称で、Science(科学)、 Technology(技術)、Engineering(工学)、 Mathematics(数学) の頭文字を取って名づけられたものです。
発達が著しく吸収力の高い乳幼児期から、子ども達が科学や数学の分野に驚きや感動を抱き、将来興味を持って学ぶ素地となるような活動を、園生活の中に取り入れる工夫をしています。
年長児のクラスに「STEMコーナー」を新設。試験管、虫眼鏡、紙コップ、セロファン、秤など素材は様々。遊びから興味を持てるように工夫しています。
3色の食用色素からまず色を作り、更に花が色水を吸い上げる様子を観察。強く出る色が分かったり、子ども達はねらい以上のものを吸収しました。
過去のサイエンスラボより、保護者にご協力いただいた巨大ロケット作り。口を大きく開けて走ると一瞬で膨らむのです。子ども達から歓声が上がりました♪
過去のサイエンスラボより、検査キットで培地に手形を取り、菌が繁殖するか観察。よく洗ったはずなのになぜ!?見えないバイ菌の存在が伝わりました。その後、子ども達は入念に手を洗うようになったのでした。
コマの不思議に迫るサイエンスラボ。なぜかよく回るコマに、小さな子ども達も興味津々。なぜかな?どうしたらよく回るコマが作れるかな?考えて自分たちのコマを作りました。
サイエンスラボ・コマの不思議で、牛乳パックの底を再利用して不思議な模様のコマ作り。色が混ざって見えたり模様が変わるのを楽しみました。