想像力と五感を使って…廃材製作
2024-04-26
4月26日
今週、念願の「廃材置き場」の棚が入りました!(階段を上がった2階廊下の窓際です。)
空き箱だけでなく、ペットボトルのふたや食材の空きパック、包装紙や使わなくなった職員のエプロンなども置いています。
写真で紹介したもの以外にも、子どもたちは考えて捨てちゃうものから何かを作り出す力を持っています。
子どもたちは、できあがると保育者に見せて説明してくれますが、
それよりも「ママに見せる」だとか「あげる」だとか、もっと嬉しいことが待っているようですよ。
最近廃材製作のお持ち帰りが多く、置き場所にご苦労頂いているご家庭もあることと思います。
そんな時は、子どもさんと相談して写真に残して処分するなど、子どもたちの気持ちを受け止めながら物を大切にすることや整理整頓などの学びにつなげて頂けたら嬉しく思います。
製作の過程でも、もちろんいろいろあります。廃材とは言えたくさん欲しくなり、あれもこれもと余分に持っていきたくなったり、ちょっとだけ使って大部分が使われていなかったり、とりっこになったり…
それらは、子どもたちに経験して答えを出せるようになってほしいことです。必要な分だけ持っていけば、無駄にならないし場所も汚れなかったりするし、ときには譲れる優しい心や、ないところから考えて工夫する不便益など。
スイッチひとつで汚れない遊びからは学べないことを、ここではお友達とぶつかったり協力したりしながら学んでほしい、そう願って日々保育に励んでいます。